ダメージ暗算を使うタイミング
こんにちは、猫村銀杏です。
今回はタイトルにあります通り、ダメージ暗算を使うタイミングについて考えていきます。
別に大した内容ではありませんが、実戦でダメージ暗算を活かす際の参考になれば幸いです。
ダメージ暗算をできることが前提の記事となりますので、ダメージ暗算をできない・知らないという方は、先に以下のリンク先の記事をご覧ください。
①全てのターンでお互いのダメージを暗算する
前提としては全てのターンでお互いのダメージを見ておくべきだ。
素早さでどっちが先攻後攻がどっちか分かっていても、ダメージを見ていないのなら、実際に技の打ち合いをした後の結果論や運での対戦にしかならない。
だが、あらかじめ暗算しておけば、その関係性は結果を見る前からはっきりとわかるので、全てのターンであらかじめ結果は知っておくべきだ。
暗算していれば、暗算していない人に比べて一手先、あるいは何手も先を見ることすらできる。
また、感覚ではっきり耐える耐えないの関係がわかっているような気がしていても、実際に暗算してみると自分でも思っていなかった結果が出て、立ち回りを良い方向に変えることができることもある。
この「気づき」がありえることも、全てのターンでダメージ暗算をしておくべき理由だ。
②「たぶん耐えるだろう」「たぶん落ちるだろう」などと、曖昧な推測しかできないダメージを全て暗算する。
①の全てをダメージ暗算するというのが理想ではあるが、実戦での持ち時間や、実際の立ち回りに活かすということを考慮すると、実戦で扱うにはこれくらいが妥当なところだ。
ダメージを考えても、その後の結果に対して曖昧性があるというなら、その全てのダメージについては、これははっきりさせないといけない。しっかりとダメージを把握しておけば、別の選択肢も見えてくるはずだ。
③後ろのポケモン、後々起こりえるシチュエーションをあらかじめ予測して先に暗算しておく。
余裕があればということになるが、先を見越した暗算も対戦では有効だ。
ウルトラサンムーンでは、Z技の演出とかはやたらと時間が長く、その合間にいろいろ暗算してあらかじめ考えておくことができた。
あらかじめ計算しておくと、より考慮時間も稼げるので、余裕があったら暗算しておくといい。
まとめと雑記
以上、短文でありましたが、ダメージ暗算を使うタイミングについてでした。
剣盾の発売前に一つ記事を書いておこうかと、とりあえず書いてみたくらいの記事でしたがいかがでしたか?
ここからはただの雑記。
本当は、ダメージ暗算というものが普及するようであれば、七世代の内でも、もうちょっと動画とか記事とか精力的にやろうかとも考えていたのですが、思ったほどには広まらないし、深く突っ込んでくる人もいないし、実際にできるようになった人も確認できないしで、あまり深くつっこむことはしませんでした。
実際にダメージ暗算が出来るようになった方はいるんですかね?
もしもっと興味を持っていただけるようであれば、ダメージ暗算についてもっと深く語れるネタも山ほどあるのですけど、どうしたものかと考えているところです。
私の考えでしかないですけど、このダメージ暗算というのは重大な矛盾を孕んでいまして、それはただでさえポケモンは難しいからと敬遠する人間がいる中で、こんなめんどくさそうな技術が必須になってしまったら、だれもポケモンをやらなくなってしまうだろうということです。
つまり、ダメージ暗算は勝つためにはやらないといけないが、そもそもその勝つためのゲームそのものが成立しなくなってしまいかねない矛盾があるのです。
このブログのタイトル「ダメージ暗算でポケモン界をぶっ壊す!」とは、ダメージ感覚という固定観念をぶっ壊すという意味合いもありますが、あるいはそれがポケモンというゲームそのものを壊しかねない爆弾になりかねないという意味もあってつけたタイトルでもあります。
とはいえ、剣盾ではもうちょっとは精力的に活動したほうがいいかもとは思っているので、がんばろうかと思います。